事業所名  日機装株式会社金沢製作所                   
                                                  策定年月日 2001年4月
1.事業内容(特徴)
  医療機器・医薬品製造業
   【製造品目】
     ・人工腎臓用中空糸膜、成形品、血液透析器(ダイアライザー)
     ・透析用剤
   【工場の特徴】
     ・年間300日以上24時間操業。
     ・作業現場のほとんどがクリーンルーム。
     ・2000年5月 ISO14001 取得。

2.事務・事業から排出される温室効果ガスの主な要因
     ・電力の使用。
     ・A重油焚きボイラーから排出される二酸化炭素。
     ・A重油焚き廃液焼却炉から排出される二酸化炭素。
     ・社用車から排出されるメタン・一酸化二窒素。

3.温室効果ガスの削減目標
     ・生産設備の使用電力を除く使用電力量(空調、照明等)を削減する。
      (目標:2002年度、基準年度:1999年度)
      二酸化炭素排出量を1,828tから1,783tにする。( 3 %削減)
      ただし、増床工事があった場合は、基準を見直す。
     ・生産設備使用電力量を削減する。
      (目標:2002年度、基準年度:2000年度)
      製品の電力原単位に換算して、2%削減する。
      ・重油消費量を削減する。
      (目標:2002年度、基準年度:2000年度)
      製品の重油原単位に換算して、2%削減する。
     【参考】原単位とは、製品1個当たりのエネルギー使用量。
      2003年度以降の削減目標は、環境マネジメントシステムに従い見直す。

4.温室効果ガス削減に向けての主な対策
  (1)省エネルギー
    @電力消費量の削減
     ・空調設備をきめ細かくメンテナンスする。
     ・空調設定温度を省エネルギーにあわせて変更する。
     ・過剰照明を減灯し、きめ細かく消灯する。
     ・春、秋の中間期は、外気で空調する。
     ・OA機器を省エネモードで使用する。こまめに電源を切る。
     ・給水ポンプ・エアーコンプレッサーの必要圧力を見直す。
     ・エアーコンプレッサーの台数運転制御させる。
     ・待機運転設備を停止させる。 など
    A重油使用量の削減
     ・ボイラー空気比を適正化させる。
     ・空調温度設定を省エネルギーにあわせて変更する。
     ・蒸気配管の放熱部分を保温する。
     ・廃液(廃棄物)排出量の削減により重油使用量を削減させる。
  (2)車両対策
     ・駐車時のアイドリング運転を停止させる。
  (3)ゴミの分別を徹底し、焼却するごみを減少させる。

5.その他我が社の環境対策
  (1)従業員および取引業者へのISO14001教育を実施することによる環境保護に対する啓蒙を行っている。
  (2)製品開発、施設・設備の導入に際して、環境に対するアセスメントを実施している。
  (3)法規制に係わる基準を遵守している。
  (4)廃棄物の削減とリサイクルに努めている。
  (5)従業員は、全員"環境のしおり"を持ち、それぞれが環境に関する「日常の役割」を決め、実行している。

   問い合わせ 日機装葛熨製作所 総務部
                        担当 藤・永田

                п@076-257-4181(代)   FAX 076-257-4250